地球最後の秘境、トレッキング2泊目
広大なる野原、アフリカのような青空、満点の星空
壮大なテーブルマウンテンが徐々に近づいてきた。
↓前記事
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地球最後の秘境で、トレッキングをしている。
朝陽と共に起きて清々しい空気を吸いながら、そう思うとアドレナリンが湧いてくる。
断崖絶壁に近づくにつれ、天候の変化も激しくなってきた。
テント、寝袋もしっかりしていて快適、飯もうまくて大量に食える。
やはこのロライマトレッキングの難敵は「プリプリ」である。(詳細は前記事で)
特に夕方朝方は、何十匹とたかられ心底嫌になるが、不思議と日が沈むと奴らは静まる。
2泊目までは、アップダウンは少なく大野原を歩くから
そこまでしんどくはない。音楽を鳴らしながら、歌いながら、ゆっくり歩いていく。
ロライマでは、雲が引っ切り無しにうごめいているからタイムラプス映像が撮りやすい。
ただ、どう動くかが全く予想つかないから、とりあえず何かが起きるのを期待して設置する。
30分、1時間置いとけばかなり動きのある映像に。
ドローンは、頂上での景色に期待してなるべく使うのを我慢(充電できない)
って、いつの間に僕は、こんなにカメラ小僧になってしまったんだろうと、ふと思う。
旅が好きでカメラが好きで、旅とカメラは共同体で、遊んでたらこうなってて
仕事でもカメラ使うし(ウェディング映像)、空撮もしだして。。
どこへ向かっているのやら。
ただ、絶景を目の前にカメラを持っていると、生きている気がする。
横目に見えるテーブルマウンテンから流れる滝に、綺麗な虹がかかっていて、神々しい。
全く景色に飽きない。
ガイドのケンダルも年寄りで、そこまでペースが速くないから、写真も気にせず撮れるし丁度よい。
2日目は、余裕のある時間配分で、夕方前にはキャンプ地へ到着。
頂上に一番近いベースポイントで、明日は一気に頂上へ向かう。
2泊目のキャンプ地からも綺麗な星空。
―トレッキング3日目―
朝起きると、この景色。
昨日までは雲に覆われて全く全貌が見えなかった。
今日、一気にあの頂上へ向かう。
標高2810m、高さはそこまでないものの、この断崖絶壁はどう登るのだろう。
しかしこの景色は一瞬で、すぐにまた雲に隠れてしまう。
上から降りてくるものとすれ違うと、皆苦行を終えたような辛辣な顔で戻ってくる。
どうやら、昨日今日まで頂上で過ごした者たちは雲に覆われて一切景色が見えなかったというのである。
5泊6日のトレッキングで何も見えないのはさすがにつらい。
今日はひたすら登る登る。
ジャングルのような道を上がっていると、自分がどこなのか
すでに断崖絶壁の途中にいるのか位置感覚がよくわからなくなる。
視界が開けると、見たこともない断崖絶壁の真下にいた。
右下の人間の小ささを見てほしい。
信じられない。。この頂上にこれから登っていくのか!!!
さすが地球最後の秘境ギアナ高地。
エンジェルフォールといい、ロライマといい、秘境がすぎる。
1,2日目に比べると流石にハードである。
登っていく岩場は滑りやすいから注意しないといけない。
雲の中なのか、登ってきた景色を振り返っても何も見えず
無心で岩場を登っていく。
断崖絶壁に沿って、登っていく。滝のシャワーをくぐりながら。
もうすぐ、もうすぐ、頂上。
あのテーブルマウンテンの頂上にもうすぐ立とうとしているのだから
どうしても気持ちがはやる。
しかも、その頂上で2泊キャンプもできるのである。
ベネズエラの大自然、大野原を越え、断崖絶壁を登りついにここまできた。
いよいよ、テーブルマウンテンの頂上へ。
想像を絶する秘境の絶景。久しぶりに心から震える景色に巡り合えた。
いままでの絶景BEST3に入る大絶景。
次回
『 【大絶景,ドローン映像有】地球最後の秘境ギアナ高地。
5泊6日のロライマトレッキングpart③
“奇跡の絶景ロライマ大雲海 ” ~ ベネズエラ ~』
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