今回の旅では、東京~ロンドンまで飛行機を使わずに旅をしてきたわけであるが
実際、どのような旅だったのか、僕が撮影した絶景・秘境写真と共に共有したいと思う。
Contents
なぜ、この旅をしようと思ったのか?
(アラコル湖/キルギス)
一番の理由は、未踏の地、「中央アジア」を旅してみたかったからである。
今まで世界一周、中南米縦断をしてきたが未だ訪れたことが無く、行った旅人の話を聞くと揃って、良かったと言う。
一昔前までは、ビザの取得が面倒だったが、今ではビザも緩くなり、ほとんどノービザでも行けるようになったのも大きい。(後解説)
(ツミンダサメバ教会/ジョージア)
中央アジアへ行くにあたって、ならばシルクロード横断(中国~ローマ)したら面白いんじゃないか。
日本から、中国へ船で渡り、飛行機を使わない旅をしたら面白いんじゃないか。
そして、ローマへ辿り着くと、このままロンドンまで行ったら面白いんじゃないか。と思ったわけである。
結果、シルクロード横断、ユーラシア大陸横断となった(笑
勿論、絶景ビデオグラファーとして、撮影メインの旅であるが。
(ロンドン夜景/イギリス)
旅人のバイブル、沢木耕太郎の「深夜特急」の旅に憧れた訳ではない。
西へ、さらに西へ。行けるところまで。その欲望に導かれていくと自然とそうなった(笑
シルクロード横断ルートと、旅の期間について
大阪港から、中国の上海港へ船で渡り、ひたすら西へ西へ。
(正確には夜行バスで東京→大阪)
日本 → 中国 → モンゴル → キルギス → ウズベキスタン → カザフスタン → トルクメニスタン → イラン → アルメニア → ジョージア → トルコ → ギリシャ → イタリア → スイス → ドイツ → ベルギー → フランス → イギリス → アイスランド
中国の移動はなかなか、体力を使ったなあ(笑 24時間列車を何回乗ったことか。
(ゲルと星空/モンゴル)
旅の期間は、トータルで約半年間
8月からスタートし、中央アジアのベストシーズンである9月~11月に合わせて、旅をした。
東京~ローマまで約4ヶ月半。中央アジアだけで言えば、1ヶ月程度。
急ぎ足ほどでもなく、行きたい絶景は行けたし、丁度よい期間だったかなと。
ローマ~ロンドンまで約1ヶ月。ここからは急遽延長した旅だったので、急ぎ足で(笑
最後には、夢であったアイスランドでオーロラ鑑賞!
シルクロード旅をオススメする5つの理由
(雨岔大峡谷/中国)
今回のシルクロード旅、想像以上に楽しかったので、是非、旅好きの皆様にオススメしたい!
ということで実際に旅をしてみて感じた、オススメポイントを5つ挙げてみる。
①絶景のバリエーションが多彩
(地獄の門/トルクメニスタン)
中国の仙境、モンゴルの砂漠、キルギス秘境の湖、カザフスタン白亜の大地、トルクメニスタン地獄の門等々
訪れてみると絶景・秘境が多く、ボリューム満天。勿論、絶景だけでなくウズベキスタンのイスラム建築や
ジョージアの天空の教会等も、必見スポット。シルクロードは見所満載!!!
②中央アジアは、ほとんどノービザで行ける
(ウスチュルト台地/カザフスタン)
今回、ビザを必要とした国は、トルクメニスタンとイラン、だけである。その他はノービザ!
流石、世界最強パスポート! 特に中央アジアのビザは緩くなり、トルクメニスタンも以前よりだいぶ楽になった。
トルクメニスタンビザは、キルギスで申請して国境取得。イランビザは、日本で取得した。
③物価が安い
(武陵源/中国)
中国~ジョージアまで、物価がとても安い。中国料理は安旨ボリューム満点(150円ほどで)だったし
ジョージアに至っては一泊300円ほどでそこそこのクオリティの宿に泊まれる。ワインもビールも安くて
本当に最高な日々だったなぁ。。(笑
トルコに入ると一気に物価が上がっていくが、まぁ日本ほどではない。
ローマ後の、スイスとアイスランドは物価激高でだいぶ質素な生活をしていたけども笑
④西へ行くごとに、少しずつ変化する世界
(ゴビ砂漠/モンゴル)
シルクロード旅では、人、食、宗教等の文化が西へ行くごとに、変化していく。
例えば、アジア人の顔付きから、徐々にロシアっぽい感じへ、そして中東、ヨーロッパと変化していったり。
イスラム圏入ってきたな~とか、教会がたくさんあったり。グラデーションを肌で感じながら旅をすることができる。
⑤船旅を取り入れられる
(サントリーニ島/ギリシャ)
長期旅のなかに船旅があると、とても新鮮で楽しい。
今回、船で国境を渡ったのは3ヶ所。日本から中国、トルコからギリシャ(エーゲ海)、ギリシャからイタリア(イオニア海)
特に、トルコ~ギリシャの船旅は、たくさんの離島があり、寄っていくことができるのでオススメ。
自分が寄ったのは、ロードス島とサントリーニ島なのだが、様々な島に寄港するので、いろんな島をチラ見することもできた。
(サントリーニ島の夕陽/ギリシャ)
その他にも、カスピ海(トルクメニスタン~アゼルバイジャン)を船で渡る人も多い。
個人的には、日本から船で中国に渡るワクワク感がとても良かった。2日間かけて、上海の港が近付いて来たときの高揚感が良かったなぁ。ちゃんとした国際船があるのでご安心を(笑
飛行機で出国するのに慣れてしまったあなたにオススメである!
シルクロードの絶景ポイント
実は、今回のシルクロード旅で、映像出版したのだが、まずトレーラー映像を見て頂きたい。
ドローンで撮影した絶景の数々、知られざる秘境が詰まっているので。
もっと見たい!という方は9/11発売 『神秘の絶景アジア』を是非ご覧あれ!
僕がシルクロードで撮影・編集した絶景映像。
詳細・商品公式サイトはこちら
長文でしたが最後まで、旅を共有頂きありがとうございます!
シルクロードの旅が、いかに面白いか伝わりましたでしょうか。
今回の旅の概要をまとめながらも、やはり充実した贅沢な旅だったなぁと余韻に浸ってしまう(笑
これから、シルクロードの絶景記事、絶景映像を少しずつ更新していきますので、お楽しみに!
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