世界一周16カ国目
欧州最貧国の秘境アルバニア
99.9%の日本人が訪れないアルバニアのクリスマス
異国感溢れるこの国を、彷徨う
(前記事:99.9%の日本人が一生訪れないヨーロッパ最貧国、アルバニアのクリスマスマーケット)
ここは、ヨーロッパだろうか。
地元の人が通う庶民的なマーケットに来ると、ついそう思ってしまった。
西欧はまだ訪れてないが、東欧、特にアルバニアはヨーロッパの雰囲気とはまた
少し違うようである。
生きたチキンを素手で掴む陽気なおじさん。
なにやらマーケットを歩いていると、女性も素手で持って帰っている
家で自分で捌くのだろうか、飼うのだろうか。
わりと絡んでくるところがまた、東南アジアっぽい。
街全体からも、あの懐かしい、東南アジアの匂いがしてくる。
雑踏のマーケット、大雑把な料理、古びた建物、鳴り響くクラクション
それよりは、もっと落ち着いた雰囲気はあるが
戻ってきたな、という感覚になる。
欧州最貧国と言えど、やはり東南アジアの平均よりは、だいぶマシに思える。
ほのかに、匂うのだ。
野外でもチェス!
久しぶりに、雑踏に紛れてマーケットを歩いた気がする。
やっぱり、マーケットは面白いなあ。現地人とも触れ合いやすいし、生活も見えるし。
落ち葉が街に舞う季節
道脇に生えた大きなイチョウの葉は半分ほど散り、グレーの雲空が冬の感じ。
路地裏を歩いたりすると、アルバニア独特の雰囲気が覗ける。
写真の枚数も多いってことは、感動が多いってことだ。
その地の匂いがした瞬間に、シャッターを押すのだ。
街が面白いと、自然と写真をたくさん撮っている。
“何か”を感じるからである。
アルバニア、という未知の国に、異国を全身で感じている。
綺麗で整った街並みの国から、こういった国にくると
やはり、“旅”はこれだよな、とは思わずにいられない。
そう思わせてくれた謎の国、アルバニア。
カメラを持っているだけで、5感が研ぎ澄まされる感覚。
それでもって、旅の楽しさも増し、写真への好奇心も湧いてくる。
旅をしていると勝手に、写真を追求するのだ。
と言ってもまだまだ下手なのは、わかっている。
ただ、何かを感じたときに、“ちゃんと”人差し指の第一関節を少し曲げるのは忘れてはいけない。
絶景に出逢って、上手く撮れなくて後悔して
街を歩いて、最高のタイミングが来たのにブレてたり、ピント合わなかったり
その繰り返し。
写真は、時間と場所を越えて、そのとき見た世界を届けられる不思議なものだとツクヅク思う
そう想いながら、カメラをぶらさげて街を彷徨うのである。
未来の自分にも、“今”を届けられるように。
一度きりの冒険で味わった、稀有な感情たちを忘れないように。
次記事は、旅での不安から来る、負の感情を書いてみる。
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もしかして、蛙って僕のことかもしれない。旅のなかでふと思った。
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