35カ国目、ナミビア
ナミビア砂漠には行きたかったのだが、いろいろタイミングが悪く・・・
アフリカの旅も終わりに近づき、1つ1つの景色が感慨深い。
前記事: 世界三大瀑布ヴィクトリアの滝!華厳の滝の350倍!!!国の98%が水力発電!?
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ヴィクトリアの滝を見終えると、ナミビアまで深夜バスで向かう。
バスから眺めるアフリカの朝陽は清々しい。
首都ウィントフックに着くと、その都会さに驚いた。
ヨーロッパのような街の景色が広がっていた。
アフリカのなかでも、1日バスに揺られただけでこんなに景色が変わるものだろうか
今までは、バスターミナルでジュース一本を必死に売るひと
ボロボロの服をきて路上でベルト一本持ち歩きながら売るひと等を見てきたが
ここでは、みなきれいな服を着てファッションを楽しんでいるように見える。
大型のショッピングモール。
ここは毎日のように通っていた。自炊する食材をスーパーで買って
アイスクリーム屋で60円の美味しいアイスを食べるのが日課。
一見、とても治安良さそうに見えるようだが、強盗等はよくあるらしく夜には宿に戻る。
ゲストハウスも超快適。(一泊1000円ぐらい)
プールもあるし、シャワーもアフリカ来て以来最高の出具合。ちゃんとお湯が出る。
アフリカもここまで来ると、終わりが見えてきて感慨深い。
あとはほとんど、南アフリカの最南端へ向かうのみである。
毎日、アフリカから南米への安い航空券をチェックし始める。
なんとなく走りたいと思って、ここの道を毎日ランニングしてた。
アフリカで陽を見るのもあとわずかである。
正直、ここに辿り着いて、かなり気が抜けたように感じる。
ヨーロッパのように綺麗な街並み、宿の快適さ。
今までのアフリカの旅の疲れがどっと出た。
アフリカだけでなく、今までのかもしれない。
非日常に疲れた時、日常がとても恋しくなる。
友人とともにビールをのみ、気兼ねもなく、くだらない話で笑い転げたい気分だった。
南米への航空券をポチると、アフリカを発つカウントダウンが始まる。
日本地図だとアフリカと南米はかけ離れてるように見えるが
実は近くはないが、遠くはない。
ナミビアに来たら、ナミビア砂漠を訪れたいと思っていたのだが、諦めることになった。
というのも、車をレンタルしメンバーを募って周るのが効率的、一般的だが、なんせ旅人が集まらない。
他の宿もまわってみたが、いない。
1週間ほど旅人を待っていたのだが一向に来ない。航空券のリミットも迫ってくる。
やはりこの時期はみな南米に行っているのだろうか。(ウユニのシーズンに合わせて)
結局、街を出る最終日にナミビア砂漠を周る予定の2人組が来たのだが。。既に手遅れ。
もう、諦めるしかない状況になったので、せめてと思い
ナミビア砂漠の入り口の街、スワコップムントだけ訪れることにした。
上写真の奥に見えるのは、海。大西洋である。
ここの宿も快適。街も穏やかで。
なんだかアフリカじゃないみたい。ザンビアを抜けるとザ・アフリカは抜けるみたいである。
砂注意!
砂漠と大西洋。
砂丘ではないが、鳥取砂丘みたいな感じ。
夕陽を見ながらなんとなく石をせっせと運び積んでると
一緒に夕陽を見に来たダニエルが、日本人はクレイジーだなと呟いていた。
この石が積まれてるのってたまに見かけるときに、なんでだろうと思っていたが
実際やってみると、ただなんとなく積んでみた、ぐらいのもんな気がする。
大西洋に沈むアフリカの夕陽を見るのは、これで人生最後かもなあ、と思いながら。
一泊して、朝早く起きると、朝陽を見にでかける。
本格的なナミビア砂漠には行けなかったが、この朝陽を見れたなら満足である。
次回。アフリカ最終章。
そして、南米始まる。
次回
『 アフリカ最南端の地、「喜望峰」へ自転車で向かう。
おすすめはしない。~アフリカ最終章~』
』
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