海外や日本を旅して感動の風景を写真に撮ったり、
異国を感じた瞬間や、世界中の人の笑顔、出逢い、旅の情景
せっかく写真をいっぱい撮ったら、誰かに見てもらいたいものですよね。
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とはいっても、写真展を開くというのは、なかなかハードルが高くで
自分なんかには出来ないように思えるもの
しかし、実際に展示の知識も編集の仕方さえ知らなかった僕がゼロからやって出来たので、やってみたい!
とおもう方に向けて経験を共有したいと思います。
実は、写真展は旅や感動を共有するだけでなく、旅中出逢った人や、友達との再会の場所、新しい出逢いに
繋がる貴重な場所にもなるんですよ。もちろん、作品をつくるにあたって写真技術の向上にも繋がりますしね!
素人のぼくが旅を終えたあと、0から写真展を行うにあたってやったことをまとめます。
・準備をした手順
・かかった費用
・悩んだこと、こうすれば良かったこと
まず、準備をした手順について
大まかに↓↓↓
①Adobe Lightroomの購入
②写真を小さくプリントしてみる
③会場と日程を決める
④写真を選び、印刷する
⑤額装、パネルを決める
⑥案内ポストカードで宣伝する
⑦副展示物を作成する
⑧キャプションを作成する
※あくまで僕が行った手順で、正解ではありません。
細かく見てみましょう。
Contents
①まず最初にしたことは、編集ソフトのAdobe Lightroomを購入しました。(RAW撮影での写真推奨)
月額980円(管理に優れたAdobe Lightroom + 細かい編集やデザインphotoshopCC)で
両方利用できるので、超便利です。
Creative Cloud の価格とメンバーシッププラン | Adobe Creative Cloud.a
明るさ、シャドウ、色温度、彩度などを調整していきます。
※RAW撮影での写真推奨
撮影のデータ保存に、NORMAL,FINE (NIKONの場合) などありますがそこにRAWというものがあります。
容量は他に比べて大きくなりますが、多くのデータ量を保存できるために編集しても画質が劣化しにくいのです。
ぼくは今回の1年の海外旅行は全てRAWで撮影してきました。
と言っても、もうFINEで撮影してきた写真しか無い~。容量大きいの嫌だ~。面倒くさい~。
とあると思いますが、FINEでも大幅な編集でなければ(伸ばすサイズによるけど)
体験版もあるので、試しにやってみるのも良いでしょう。
アドビ製品の無償体験版をダウンロードまたは製品版を購入 | アドビダウンロード.
それまで無料のPicasaを使っていました。ですが、Photoshopのほうが格段に編集機能が素晴らしいです。
枚数がたくさんあったので、写真管理に優れたLightroomを主に使用。
1冊 Lightroomの本を買って、あとは旅先で撮影した写真をひたすらいじって勉強
素人でも、読みやすかったです。ついでに、写真展の本も勉強になりました。
細かい技術や、展示までの流れが書いてあります。
②とりあえず、良さげな写真を小さくプリントしてみる。
パソコンで写真を見るのと、実際現像して見る写真は別もの。
コンセプトを決めて並べてみたり、
メインの1枚を選んでから、構成してみたり
順番を変えてみたり
引き伸ばす前に、小さい写真で実験を繰り返す。
オススメのネットプリント3つ
5円プリントでおなじみの【ネットプリントジャパン】50枚以上のご注文で送料無料!
ネットで普通の写真サイズL判を印刷すると、1枚たった5円
100枚印刷しても、500円。
印刷してみるとわかるが、コダックのネットプリントはすごく綺麗にうつる。
1枚18円かかるけど。
でも、おすすめはL判よりも大きくて見やすいはがきサイズ(2Lだともっとgood)。
上記3つのサイトであれば8~10円でできるから、お手頃
③会場と日程を決める。
僕が会場として選んだのは
DESIGN FESTA GALLERY | デザインフェスタギャラリー.
選んだ理由は、
・アクセスが良い。
・ギャラリーがたくさんあるため、宣伝しなくとも人が流れてくる。
・値段が他に比べて安めであること(都内でなければもっと安いところも)
・手数料なく、自由に販売できること。
ちなみに、個展だと場所代を全て1人で払わないといけないけど
グループ展でやるなら、人数分で場所代を割れてお手軽!!!
友達の友達にも一緒に見てもらえるので、お客さんも倍増!
旅で逢った写真好きの人を誘って、展示の機会をつくるのも絶対楽しいでしょう。
他にも会場はたくさんあります。自分の目で見て気に入ったところでやりましょう。
クリエイターのためのレンタルギャラリー・貸し画廊情報 ミーツ・ギャラリー.
④写真を具体的に選び、印刷する。
コンセプトを考えたり、お気に入りの写真を厳選したり
実際に小さくした写真を並べてみると雰囲気がかなり掴めます。
会場を縮小した図面を書いて、配置などを書いてみると、枚数もしっかり見えてきます。
印刷するには、2つの選択があります。
・ネットプリントを使うか、ラボ(印刷できる場所)でやるか。
何が違うかというと
ネットプリントだと、PCで見ている色が思うように出ないことがあるんですね。
一方ラボでは、専用のパソコンとプリンターで色を合わせてあるので、ほぼ同じ明るさ、色のが出ます。
そこまでこだわらければ、ネットプリントでも十分に綺麗に映りますし、安いのでそっちのほうが良いかもしれません。
格安サイト、どんどんプリントのA4サイズだと1枚、125円なのですが、引き伸ばすときはもうちょっと良い紙を使った
ほうが、断然綺麗に映ります。
(A4、1枚600円~)
ここでは、いろんな紙の中からその写真のしたい雰囲気に合わせて選択できます。
といっても、紙でどう違うかなんて最初わからないですよね。一応紙のサンプルももらえるのですが
印刷してみないとわからないというのが実際のところ。
どんな写真に合うか、という紙の説明は書いてあるのでネットでその紙の評価を調べながら
実験的に数枚やってみるのも良いかも。
もし大きく引き伸ばす枚数がたくさんあるほど、ラボのほうが安くすむ可能性もあります。
プリント用紙を持ち込めるレンタル大判デジタルプリントラボ トーキョーライトルーム.
(印刷代に加え、最初に年会費で5000円プラスかかる。)
⑤額装か、スチレンボードパネルか、木製パネルか。
写真を飾るとき、印刷した紙だけをペタっと壁に貼り付けたら味気ないですよね。
それぞれのメリットデメリットを書きます。
額装にもいろいろ種類があってピンキリなのですが
まあ簡単に言えば、作品感が出て1枚1枚に思いが込められてる感じがしますね。
そのぶんお金も、幅もほかに比べてとります。額装買ってはめ込むだけです。
スチレンボードパネルに貼る方法は、一番安価で、簡単、紙が剥き出しのため紙質を出せる。
その反面、傷がつきやすい、劣化しやすい。
(ちなみに、もともとノリがついて簡単に貼れるのが売ってます。
普通のに糊スプレーで自分で貼り付ける方法もあります)
木製パネル(水貼りテープ方法)は、スチレンと額装の間くらいの感じかなあ。
安価だけど立体的な作品感は出る。
だけど少し手間がかかるのと、やはり紙は剥き出し。
ぼくは、ギャラリースペースがそんなに大きくなかったし、費用も抑えたかったから
額装という選択肢が消えて、木製パネルは手間かかるし~一番楽なスチレンボードw
⑥案内ポストカードでの宣伝
さて、場所も日程も決まり、展示したい写真も決まりました!
宣伝しましょう~!まあこれも自由ですが
案内ポストカードがあったほうが呼び込みやすいです。(1ヶ月前ぐらいにはほしいかも?)
複数箇所のギャラリーに設置してもらって宣伝する、出逢った人・友達に配るなど。
ポストカード・スタンプカード・名刺・チケット・圧着ハガキ印刷 価格表|印刷の事なら激安通販のプリントネット.
紙質も選べて両面カラー300枚で、3000円ぐらい。
終わったあとも形に残るのでオススメです。
⑦副展示物の作成
これも人それぞれです。僕が作成したのを挙げますと
・ ポストカード集
・ 額装付き写真の販売(後日配送)
・ 写真アルバム(展示しきれなかった他の写真たち)
・ フォトブックの作成(旅をマガジン風にまとめた)
売るのか、売らないのか ってところですね。
ぼくは少しでももとを取りたかったし、どれぐらい売れるかやってみたかったし。
⑧キャプションの作成
作品の説明など、付けたかったら。
フォト用紙に文字を印刷して、スチレンボードに貼り付けると、高級感が出ます。
⑨展示
ついに、作品たちをギャラリーに展示!!!
スチレンボードであれば、ひっつき虫が簡単で便利です。
ほかの場合、釘をさして引っ掛けたり。
まあ、展示までの流れは大体こんな感じですね。
ほかの写真展を見に行くと、すごく勉強になりますよ!!!
写真展の費用
まず、僕の例を見てみましょう。
4日間、17㎡のギャラリーを借りるのにまず、7万7600円。
印刷・ラボ使用代(A2を5枚、A3ノビを15枚、、A4を100枚近く)が、4万円
副展示物の作成に、2万5000円
小物、試し印刷、スチレンボードなどをトータルすると、1万5000円
ざっと計算すると、15万円。
高いと思ったかと思います。
原宿という立地、副展示物を販売したり、A4サイズ100枚ほどのアルバムを作成したり、無駄にお金をかけたからです(笑
17㎡ぐらいでも、1人でやるとなると、かなり多くの写真を展示できるんですね。
(A2を3枚、A3ノビ14枚程)
例えば、副展示物にお金をかけず僕が使用した同じ部屋で3人でやった場合(4日間で)
1人3万円ぐらいではないでしょうか。
5人ぐらいでやったらもっと安い。日数を減らせばもっと安くなりますし、部屋によっても値段は全く違いますが。
個展がいい!という執着がなければ、人数集めてグループでやるのが良いかと思います。
それが安いと感じるか、高いと感じるかは人それぞれだと思います。
僕が今回やって一番良かったなと思うのは、旅先で出逢った方々との再会の場所にできたことです。
1つの作品にすることで勉強になって、形にもなるし、写真を撮影するモチベーションもあがる!
悩んだこと・こうすれば良かったこと
・ 旅中からLightroomを使ってれば良かった。(帰ってからまとめて編集するの大変)
・ 会場の予約をもっと早く取ればよかった。(遅めに予約して、少しダラダラした感あり)
・ ビニール手袋を使って、もっと丁寧に印刷した写真を扱うべきだった(簡単に傷ついたり汚れがついた)
・ 写真を選ぶとき、もっとたくさんの人の意見を聞けばよかった
写真展をやってみたい!というかたは是非、実験のつもりでやってみると良いかもしれませんね。
旅の先に、写真展を目標にするのもあり、グループでやるのもあり
せっかく見てきた感動の景色や、各国の風景を共有するのは楽しく嬉しいものです。
ぼくも、写真展の経験を積んで、たくさんの方に見て目指して頑張りたいと思います!
◎中南米縦断の旅で、また進化した写真展を開催予定です。
初めまして。写真を撮りながら世界を旅しておりまして、写真展の開催及びポストカードの販売を考えています。副展示物のコーナーの写真で紹介されている、白淵でいわゆるお土産屋さんに売っているようなポストカードの台紙はどこの物を使用したか、ポストカードの印刷のおすすめ業者等あれば、お教えいただけないでしょうか。インターネットでいろいろ検索していますが、イメージ通りの物がヒットしないので、、、よろしくお願い致します!石本こずえ
初めまして、コメント有難うございます。
写真を撮りながらの、旅、楽しいですよね。
ポストカードは下記のサイトで行いました
そして、白淵はphotoshopで、ポストカードのサイズに合わせて白淵が出来るようにデザインしました。
用紙も様々で、写真の味が凄く変わるので面白いです
風景写真には、アートポストがお手頃ですしおすすめです!(主観ですが)
ポストカードは形に残りますから、是非楽しんで作ってみてください^^
[PrintNet]
http://odahara.jp/omitumori/card_price.php?c=7&g=398&p=20042