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【インド三大祭り】 唖然!インドの神様をガンジス川に、次々とブチ込むダシャラー祭り

 

 

         

 

 

 


 

 

インドでは、様々なお祭りが毎月のように行われている

中でも、インド三大祭りと言われている盛大なお祭りがある

ホーリー祭、ディワーリー祭、ダシャラー祭

 

そして運よく、訪れていたバラナシでもダシャラー祭が行われていたのだ!

 

ダシャラー祭とは、ラーマ神(伝説の戦士)が悪魔を倒したことを祝う日で9月 – 10月に行われる。

地域によって祭りが違うがガンジス川流域では悪魔を倒すドゥルガー女神像を祭る「ドゥルガー・プージャ」が盛大に行われる(wiki)

 

ということで、ガンジス川は超盛大らしい!!!

雨が降っていて滞在を伸ばしたのが正解だった!危うくインドを脱してネパールにぬけてしまうところだった。

 

 

 

昼ごろには、街中で掛け声が聞こえ行ってみると、次々とインドの神様達が運ばれているではないか!

 

 

よっ!インドの女神様!!!

と言いたいところだが

ドゥルガーという神は、10本あるいは18本の腕にそれぞれ神授の武器を持つ恐ろしい戦いの女神

神様武器持ちすぎ!

 

聞いたことがあろう「シヴァ神」というのも、恐ろしい破壊の神なのである

実は日本の七福神にもいる、「大黒天」 はシヴァ神の別名でもあるのだ

ちなみに、大黒天は食物・財福を司る神

 

福袋に打出の小槌の大黒天さん、全く関係ないやん?と思うがちゃんと繋がりがある

「シヴァ」 という言葉を、漢字にしたときに 「大黒」 と書き世の中に広まった

しかし日本の神道にも、もともと大黒主(出雲大社にも祀られている縁結びの神)という神がいたのだ

紛らわしいから習合してしまおう!となった。

 

なぜ破壊神が、食物・財副の神???

 

シヴァは暴風雨の神ルドラの化身とされていて、暴風雨を用いて破壊もするが同時に水を与え

植物を育てると言われている。つまり、豊穣の面でも信仰があったということである。

大黒と大黒主が習合され、始めは破壊と豊穣の神とされていたが、時が経つにつれ

破壊いらなくね?

となり、豊穣の面が残ったのだ。そして米俵に乗り始め、笑うようになり、ご利益のある神となった。

 

 

祭りに参加していた若者たち。

掛け声をかけていたから、一緒に片手で拳を上げながら、もう片手でシャッターボタンを切ることにした。

 

 

ウェーイ!ウェーイ!!!異様に盛り上がる!

 

 

収拾つかなくなって、逃げる

 

 

お!神様がガンジス河へ次々と運ばれてく!

 

 

女神様のせて、どこへ行くんだろう。

 

 

心配そうに見守るこどもたち

 

 

 

ビチャーン。

 

 

フォオオオオオオ!!!ウェーイ!パチパチパチ

 

えっとー、

神様が

聖なる河に

放り投げられて

大歓声

ん?

 

なにこの祭り!(´▽`)

 

悪魔を倒すドゥルガー女神像を祀るお祭り、だよね。

なぜ喜んでいるんだ?

聖なる河、だからか?

きっと神様を聖なる河に沈めることは、彼らにとって喜ばしいこと、または神にとって良い行いなのだろう。

 

にしてもビックリしたー。

何も情報知らなかったから、急に神様を川にビチャーンって

ビックリしたー。投げてる何人か一緒に落ちるし。

 

船に乗っているものは、投げたあと、手を伸ばして川の水を頭にパシャパシャとかけている。

 

 

 

 

 

 

 

一体、何十体の神々がガンジスへと消えていっただろう。

 

 

実は、本体は泥を塗って作られていて溶ける仕組み。

 

 

 

驚くべきは、夜中の3時ごろまでずっとこの祭りが続けられていたことだ。

歓声がうるさくて眠れなかったが・・・。

 

 

インド三大祭りのダシャラー祭り、面白い!

各地でも行われているらしいが、バラナシで特に盛大に行われている模様。

 

次回

『 混沌のインドから、楽園の国ネパールへ 

~ ブッダが生まれた場所,仏教の聖地ルンビニー ~』