世界一周20カ国目
東欧7カ国目
ラガービール発祥の地でもあり、ビールが美味い国チェコ
クリスマスを巡りながら、物価の安い東欧を楽しむ
(前記事:美しすぎる!城とクリスマスツリーが、相性抜群 ~ 東欧クリスマス巡り チェコ・プラハ ~)
路面電車が走る、プラハの街並み。
夜の豪華な夜景やクリスマスとは違って、昼の雰囲気は穏やか。
すっかり、冬空。
実はこれ、泊まっていたゲストハウス。
このクオリティで、一泊500円程度!
日によって変動するが、旅人必須のホステルワールドのサイトで検索して一番安いところに泊まっていた。
前の宿は500円で、キッチン、シャワー、ベッドの清潔さも文句なし。一泊2000円ほどでもおかしくない。
部屋には、専用のカードで入り、受付も24Hで対応も素晴らしい。プラハは、とにかく旅人に優しい宿が多いのだ。
大きな部屋に30以上はあるドミトリーの相部屋だが、仕切りもあって快適。
クロアチア、オーストリアなどは高いが、
ハンガリー、チェコの物価は安い。
自炊すれば、1日1000円で生活できるのだ。
おそらく、東欧クリスマスマーケット巡りという寂しいことなんてやっていなければ沈没していただろう。
散歩は楽しい、物価は安い、宿も快適、酒も美味い。反則だ。
150円のピッツァ
「 Change Money ? 」
プラハの路上では、両替商が声をかけてくる。
良いレートだ。お金の単位はコルナ
両替商の話をのんで、人気の少ないところで20ユーロを、コルナに変えた。
スーパーマーケットで、その両替したお金を使おうとしたとき、店員は笑った。
「 これ、使えないよ。」
まさか、騙された。どうやら、偽札ではなく、他の国のお金らしい。
ちゃんとした両替所に行くと、でかでかと張り紙があった。
「路上でお金を両替してはいけません。あなたは、詐欺師の犠牲になるでしょう。」
なるほどね。笑うしかない。
宿で出逢った日本人学生と共に両替したが、まんまと2人ともその犠牲者になってしまった。
僕は20ユーロ、彼は50ユーロ
およそ1万円が、一瞬のうちに、たった数十円の紙切れに。
東欧の国々を特急で移動していたから、札の柄など覚えていない。
観光客も多いし、そういったイメージはあまり無いから、僕たちみたいに騙される人は多いだろう。
くそ。せっかく切り詰めて節約しているのに。
こうなったら、酒を飲むしかない。
世界的にも美味しいと有名な、チェコビールを。
ビールの注ぎ方も、超一流。
席が予約されすぎていて、立ち飲み。
店で飲むビールは、いつ以来だろうか。
タイまでさかのぼらないと記憶がない。
旅中でも、日本にいるときも、1人で飲むことはほとんどしないし
無ければ無いでやっていける性分である。本当の酒好きは、旅中でも毎日飲んでいる。
長い1口を、ゴクリ。
こんなに美味しいビールの泡を飲んだことがない。
美味い!!!!!
さっきの偽札両替さえ吹っ飛ばすほどに、満たされていく。
空きっ腹にビールで調子をよくして、2杯・・・3杯・・・
およそ7000円をぼったくられた学生君に同情して、ビール代を奢った。
「 NO TUNE NO LIFE オレ流☆改 」
なんだこりゃ。
プラハは、シャッターが止まらない。
なぜならプラハは・・・
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