カメラ好きならば、ウユニの幻想世界を美しく撮りたいと誰もが思うものである。
ここでは、1ヵ月滞在した経験をもとにカメラ好き目線で、他記事にはあまり書いていないタメになる情報を書いていく。
実はカメラ好きでなくても大概タメになる話。
~他のウユニ記事はこちら~
【1ヵ月ウユニレポート①】雨季の鏡張り絶景を見るのは、実は簡単ではなかった。~ 鏡張りの条件 ~
【1ヵ月ウユニレポート②】大宇宙の絶景は週1回?もっとも見るのが難しかった景色は・・・(絶景写真あり)
【1ヵ月ウユニレポート③】絶景を見るにはプライベートツアーが最も効率的!人気ツアー会社「穂高」情報有り。
【ウユニ絶景映像】1ヵ月26451枚の鏡張り4Kタイムラプス映像公開(3分)~朝陽・夕陽・青空・星空・雷~
【ウユニ絶景ドローン映像】世界一の絶景にて飛ばした、鏡張りドローン4K映像創りました。
世界一の絶景ウユニでウェディングフォトがオススメ!フォト数組&ウユニプロポーズの瞬間を撮影しました。
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これから絶景ウユニ塩湖に行く方にとって、ちょっと具体的なタメになる情報をまとめていきます。
最初に言っておきますが、星の撮り方・トリックアートの撮り方等については書いてません。
Contents
ウユニの満点の星空を撮るには、月の出入り時間が重要ポイント!
ウユニに行くなら新月を狙え!はすでにご存じだと思う。月が見えない場合、星が綺麗に見えるからだ。
実際、新月の日はウユニはたくさんの人が集まる。しかし、ちょうどよく新月に条件が整い綺麗な星空を見れるとは限らない。
そこで、チャンスを増やすためには、月の出入り時間を把握することが重要となる。
新月でなくても、時間帯を狙えば星空は見ることができる。
下記サイトで、ボリビア/ラパスを選択するとウユニと大体同じ月の出入り時間がわかる。
例えば、僕が訪れたのは2018年1月の新月
3日後の月の出入り時間を見てみると、月の出8:06、月の入21:17
ということは、月の入21:17以降の時間までウユニ塩湖に滞在していれば星がよく見える。
しかし、通常のサンセットツアーでは、まだ月が明るいうちにウユニ塩湖から帰らなければいけない。
そこで出てくる選択肢は、プライベートツアー(下リンク参照)で24:00までにするとか
サンライズツアーだったら、朝早くの時間に星が見える。と予想できるわけである。
新月から1週間後を見てみると、月の出11:29、月の入り23:58。
ということは、星空を見るには、だいたい0:00以降から夜明けまでがチャンス。
新月から2週間後を見てみると、月の出18:24、月の入り5:20。
これでは、すぐに朝陽で明るくなってしまうから1日中星を見るのは難しい。
まあ、簡単に言ってしまえば月の出入り時間をしっかりチェックすれば
新月1週間前後でも満点の星空チャンスはまだまだあるということである。
月の出入り時間帯を知らずに、星空を見に行く人がたくさんいるが、それでは勿体ない。
ピンポイントで見れる時間帯をしっかり調べていくのが、オススメである。
星の撮影に必須な三脚はウユニで手に入るか
街中のカメラ屋を見て回ったが、まあ三脚は無い。
しかし、木曜日に街中で行われる木曜市であれば、なんとかミラーレスがのりそうな心もとない三脚がちらほら売っている。
もし必要であれば、ウユニに来る前に大きな街で買っておくのがベスト。
ちなみに、ツアーで用意しているイスをうまく使えば、角度は変えられないがタイムラプスや星写真を撮ることは、なんとか可能。
雨雲は雷のチャンス。
絶望的な、雨雲に囲まれることがあるが、それはチャンスである。
あまり見れない雷の反射を見ることができるから。
この雷を一番簡単に撮る方法は、三脚やイスにカメラを固定し、露光時間を長くして撮るのが一番良い。(20秒とか)
あとはフレーム内にうつるのを待つだけ。ピントはマニュアルで、ほとんど星の撮り方と同じ。
あとはレリーズを持っていれば繰り返し撮影、無ければ撮れるまでポチポチするだけである。
タイムラプスの撮影について
1ヵ月26451枚撮影した経験から言うと、ウユニのタイムラプスは「風」が一番厄介である。
せっかく条件が整い絶景でタイムラプスを設置したとしても、途中から風が吹くことが多かった。
1日中、風がないということは滅多にない。しかし、風が無い状態だと今度は、雲が動きにくいから長時間設置しないと画にならない。
もし、タイムラプスを撮ろうとするのであれば、風が無い状態のときに、いち早く設置することを勧める。
ウユニの鏡張り世界の、夕焼けや雲が動くタイムラプス映像はとても美しい。
iphoneやGoProなどを撮影時に持て余しているならば、毎回設置して動画にするのもオススメ。
雨季だと人が多いから人や車が入る前提で設置することが多かったかな。
ちなみに、下記映像の星の反射タイムラプスのシーンがあるのだが、鏡張り条件が全て揃い
さらに風が無い状態が一定時間続かないと撮れないので、なかなか難易度は高かった。
【撮影したタイムラプス映像はこちら↓】
タイムラプスを撮影するときの注意
これは実体験でヒヤっとした話なのだが、僕はタイムラプス用に一眼レフを2台設置していたのだが
あまり人が映らないように、なるべく遠くに設置して、車の近くでメンバーと喋っていたときのこと。
気付いたら、置いといたはずのカメラと三脚がまるまる無くなっている!!!
あわててダッシュでかけより、一番近くの車に聞いてみるとドライバーはこういう(他ツアー会社の車)
「忘れ物かと思って、回収したんだ。」
いや~、まわりに他の車もたくさんいるじゃん・・・と思いつつ。もし、あそこで持っていかれてたら恐らく持ち主には
帰ってこない状況だったと思う。みんなタイムラプスを設置すると、放っておいてますがこんなこともあるので注意。
星空、青空、撮影の難易度は?
他レポートをご覧ください。簡単に言えば、思ったよりも条件が整うのは難しいから日程に余裕を持った方が良い。
条件が揃った日は、一気に見てしまうのが効率的、を説明した記事たち。
車に乗った写真を撮るには
日本人に人気なツアー会社穂高ではドライバーによりけり、と前記事では書いたが(下記リンク参照)
他ツアー会社では事前に許可しているところもあったので
どうしても車に乗った写真を撮りたければ幾つかツアー会社をあたってみるのもあり。
ウェディングフォトを撮るには?
こちらの記事にまとめました。1日に1組ぐらいウェディングフォト撮影している人がいた。
ウェディングドレス着ている人に声をかけて撮影させて頂いたことも何回か。
ウユニで一番、役に立ったレンズは?
間違いなく、広角の明るいレンズ。広角でないと、水面に反射した星空と銀河を1枚に収めるのは難しい。
下の写真はフルサイズ20mm F1.4のレンズの画角
望遠だと、綺麗な部分だけをうまく切り取ることができるからそれも勿論良いけど。
下写真はズームレンズの80mmで撮った場合。
ドローン撮影する場合は、墜落要注意!!!
(写真:ドローンを使っていたブロガーご夫婦 チームトラベラー-世界中を自由に旅するための物語-)
たまにドローンを持ってきてる人もいるのでこの情報も共有しておくと、
ウユニでは高度なのか塩害なのか知らないが、突如コントロールを失うことがある。
自分も最終的にそれでドローンをご臨終させてしまったのだが、自分以外にも、5人ほどはウユニで壊している話を聞いてるので、
飛ばす場合には要注意。まあ実際のところ注意しようがないのだけど、気合入れすぎて飛ばしすぎには要注意。
【撮影したドローン映像はこちら↓】
写真の共有は「Googleフォト」が楽!
良いカメラを持ってる人、特に星を撮れる人、は撮影を頼まれることが多い。
ツアーメンバー6人等でいくと、正直カメラマンとしては写真の共有がなかなか手間になる。
様々な共有ツールがあるが、楽だと感じたのはGoogleフォト。自分のアカウントか、共有用に新しくアカウント作るのもあり。
あとは画像をアップロードし、アルバムを作成しリンクを生成して、リンクをみんなに送るだけ。そのときに
【メインメニュー(左上) → 設定 → 元の解像度】
とすると15GB分は無料で、解像度縮小されることなく渡せる。
Googleフォトは容量無制限なだけでなく写真の共有も超絶便利
「Googleフォト」写真を容量無制限で保存できる無料クラウドサービス | アプリオ
カメラ好き目線で考える、ウユニの宿。Avenida? wara del salar?
日本人に人気な宿として「Avenida」「wara del salar」の2つがある。
実際に僕も2つ泊まってみての個人的感想。結果的にほとんど「Avenida」だったかな。
決め手は1つ。Wi-Fiが「Avenida」のほうが圧倒的に強いから。「wara del salar」はほとんど使い物にならなかった。
上記で言った写真の共有などが面倒くさくなるので、「Avenida」のほうが楽。クラウドへのバックアップもできる。
ただ、「wara del salar」も良いポイントがある。
プライベートツアーの固定メンバーを集めやすい。
「Avenida」より「wara del salar」のほうがリビングに人が集まるから交流しやすく、誘いやすいのである。
最終的には、宿は「Avenida」でwi-fiサクサク、「wara del salar」に泊まっている人と繋がってお互いの宿で
メンバー集める、というのが一番良かったかな。まあ、これは個人的感想です。
ウユニで出来るボリビアビザの延長は、超簡単!?
ボリビアのビザは通常1ヵ月。ぼくはウユニだけで1ヵ月いたので延長申請を行ったのだが超簡単だった。
条件がなかなか整わずウユニに長期滞在するカメラ好きもわりといるので、一応情報共有。
地図の場所にいけばパスポート、パスポートコピー1枚持っていけば無料で、1分ぐらいでやってくれる。
ホステルの2階部分で、表通りにの看板にも控えめにイミグレーションと書いてある。
場所は、ツアー会社穂高に聞けば教えてくれる。ちなみに、日本人に人気なパフェ通りの目の前。
ウユニに来た日本人の4分の1ぐらいは体調を崩す。
1ヵ月いて、100人ぐらいは見たと思うのだが、そのうち四分の一ぐらいは体調を崩していた。
しかも大体同じような症状である。その主な原因としては、「高山病」「軽い食中毒」。
主に街の屋台で食べる油物や生野菜が原因と思われる。おそらく酸素薄いところではしゃいで、免疫弱って、屋台で当たるパターン。
微熱・全身ダルイ・頭痛・下痢。ひどい人は病院で点滴していた。
自分自身も滞在3週間目ぐらいに2日ほど寝込んだが、なかなか辛い。
ツアーに連続で行ったりするとだいぶ体力消費するので、あまり無理をせず、体調管理はしっかりしましょう~
せっかくの絶景を撮れるチャンスが減ってしまうので。
これからウユニに行かれる方は、是非、素敵な写真が撮れることを願います!
こちらのウユニ記事もどうぞ。
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