パタゴニア随一の圧倒的絶景、ペリト・モレノ氷河
今回の旅のなかでも、屈指の絶景である。
世界第3位の氷河群。なかでも氷河トレッキングは大感動の連続だった。
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圧倒的、絶景。
パタゴニアは本当に絶景の連続で驚かされる。
フィッツロイも一生忘れないような景色だったが、ペリト・モレノ氷河も負けてない。
氷河はこんなにも青いのか。一面に広がる青い氷河群は、視界のずっと奥まで広がっている。
アンデス山脈から氷河が流れ出していて、源流から終端部までは30km
最大幅5km、湖面からの高さは160m
そして驚くべきは、このビル20階建てほどの高さの氷河群は、1日あたり2mの速度で動いている!
だから先端部は時折、崩落するのだがその景色がすごい迫力。まるで雷のような地響きが鳴り渡る。
氷河崩落の貴重な瞬間は、4K映像でバッチリ抑えたので是非ごらんあれ。
【ペリト・モレノ氷河ショートムービーはこちら↓】
みんな氷河崩落の瞬間を見るために、ずっと張り付いてみている。
落ちる寸前に気付かないと、あっという間だからなかなか見るのは難しい。さらにカメラで撮影するとなると前兆に気付かねばならない。
崩落する前に、小さな氷河がポロポロ湖に落ちると崩落することが多く、しばらくカメラを向けてスタンバっておくのが必要。
日によっては、1回も大きな崩落が無い日もあるらしいが、僕が行った日は、2,3回大きく崩れてくれた。
曇り空に青い氷河も映えますなあ。
そして、上から氷河群の絶景を見た後は、メインイベントである氷河トレッキング。
アイゼンを履いて、氷河の上を歩いていく。これまた大絶景。地球ですかこの景色。
水たまりの青さが尋常じゃない。まるで絵具のような青さ。
クレバス(割れ目)もある。たぶん落ちたら死ぬやつ。ビル20階から飛び降りるようなものなんかな。
氷河はなぜ青いのか。
長い年月で氷が圧縮され密度・透明度が非常に高く、波長の青い光だけ反射されるからである。(赤みが吸収される)
トレッキングを終えたあとは、氷河の氷で飲むウィスキー。
氷河の氷は、溶けると「パチパチッ」と音がする。密度が高いため、溶けたときに圧縮された空気が膨張するのである。
パチッという音は、遥か昔から存在する地球の空気が解き放たれる瞬間でもあり、ロマンでしかない。
さて、さらなる絶景が待っている。
僕は運が良いらしい。氷河のトンネルが偶然にも最近できたらしい。(いつも見られるわけではない。)
貴重な絶景写真をご覧あれ。
こ、これは・・・・!!!!!青の絶景!
今回の中南米縦断の絶景ベスト3に入るかもしれない。
兎に角、撮りまくる。超広角、明るいレンズ1本勝負。
正直、氷河群を眺めるより、氷河トレッキングよりも、感動している。
上から水滴がたくさん降ってくるからレンズが濡れないよう守りつつ、ひたすら三脚で誰よりも機敏に撮りまくる。
なんせ、5分10分程度しか滞在させてくれないのだ。
氷河群の絶景、氷河の崩落、氷河トレッキング、氷河の氷ウィスキー、氷河の洞窟。
ペリト・モレノ氷河、良かった~!!!
これにて、パタゴニアは終了。
最後はゴールの南極へ。世界一の氷河が待っている。
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