南米で5番目に大きい離島、「チロエ島」
穏やかな街並みと、可愛らしい家の壁模様に癒されながら自由気ままに散歩するのが、とても心地よい。
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バスごとフェリーに乗り、表に出ると、涼しい風が旅情を彷彿させる。
港町プエルトモンから、離島のチロエ島へ。(訪れた街はカストロ、アンクド)
プエルトモンから南下するバスを数日待たないといけなかったから、若干興味のあったチロエ島へ行ってみることに。
チロエ島から、パタゴニア方面に行くフェリーもあるのだが、それも2週間先ぐらいまで予約が埋まっている。
パタゴニアの絶景を早く見たい気持ちを抑えて、ここでのんび~りするのである。
チロエ島に着いてまず目についたのは、家の外壁へのこだわり。
ウロコ状に連なった壁、年期の入った味のある壁、カラフルに塗られた壁
遊び心のある壁を見て散歩するのが楽しい。
見どころの1つとしては、「高床式の水上家屋」。なぜか今水無いけど。反射すると写真も綺麗らしい。
カラフルで遊び心ある外壁に、水上家屋。なかなか風情がある。
遠目で見ると「へ~なるほど」、ぐらいだが近くでみたほうが味がある。
街並みは本当に穏やかで、宿にあった自転車をレンタルしてふらふら~っとするのが気持ちいい。
そういえば、チリを南下していくほど寒くなってきた。ダウンジャケットが無いと辛い。
パタゴニアのシーズンは12~3月頃。それ以降になると、雪が積もったり極寒になるから、この時期は旅人が多い。
チリは特に若い旅人が多いかな。高校生、大学生ぐらいの子がバッグパックに寝袋テント引っ付けて担いでるのをよく見る。
チロエ島で最も栄えているカストロの中心街。
チロエ島では教会が有名で、数多く存在する。ふつうの家もそうだけど、色がカラフル。
旅もだいぶ後半、ゴールの南極のことを本格的に考え始める。
情報収集してみると、やはり問題になってくるのは「値段高騰」簡単に調べてみると
安くても6000USドル。(65万ほど。)
去年は40万だったとは聞いていたが、ここまで値上がりしているとは・・・
それだけでなく、パタゴニア全体でツアーやバス料金が上がっていて、他の旅人も困惑しつつ多額を落としていく。
旅中に出逢った人でも、「南極へ行く」と断言する旅人はほとんど遭わない。
やはり高騰する料金に手が出ないのと、その金額ならば数カ月の旅費用に充てた方が良いと皆おもうのである。
僕はもともと60万だったらいくと決めていた。それよりは若干高いが、許容範囲。ゴールに設定した以上は意地でも行かねば・・・
僕の金銭感覚だと、東南アジア程の物価であれば1ヵ月旅する予算は10万以下、欧米物価であれば1ヵ月12万~15万程度。
つまり、南極に行かなければあと4ヵ月以上は旅できるのだが。
僕にとっては、「ゴール南極」の響きのほうが、強いのである。
チロエ島の夕暮れ、海辺に1人ふらつきながら、南極を想う。
旅中の、のんびりした時間は本当に贅沢だ。
チロエ島でのんびりした後は、ついにパタゴニアの絶景ゾーンに突入していく。
次回
『 自然が創り出した神秘の洞窟マーブルカテドラル
~トランキーロ・パタゴニア・チリ~』
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