憩いの街トリニダーへ、南キューバから北上して着いた。
ここトリニダーは、訪れた旅人がまず第一に名前を上げる街。
実際に訪れてみると、その居心地の良さに、なるほど評判が良いのも納得である。
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トリニダーは夕陽が美しい。
明日も夕陽が見たい、それだけでもう一泊したい気持ちになる。
実際多くの旅人は、トリニダーに予定よりも長く滞在してしまうのだ。
僕もその1人である。もう1つ違う街を訪れる予定ではあったが、ついつい。
だが、毎日夕陽が見れるわけではない。
今日は丘の上から水平線に沈む夕日を。明日は夕陽に染まる街中で。
そんな具合に美しき夕陽を見るのが待ち遠しい。
青背景に映える赤いクラシックカー。
世界遺産「イスナーガの塔」から眺める緑の田舎風景は美しい。
キューバは意外にも海が綺麗なのである。
カリブ海のビーチで昼寝。良い響き。
キューバで絶対撮りたかったカットがある。
「葉巻をふかしてる、イカしてるおっちゃん」のアップ。
日本の地元のバーで、キューバの葉巻吸ってる写真を店に飾りたい、と言われたからである。
被写体を常に探していたのだが、面白いことに気付いた。
葉巻を吸う人の大半は、くわえながらは、煙を吐かないのである。
口から葉巻を外して、1秒してから吐くから、思っていた画がなかなか撮れなかった。
しかし、街はずれの廃墟のような家の壁にもたれながら吸っていた、このおっちゃんは
口にくわえながら、上手に煙の吐く。「かっこいいね!」と言いながらここぞとばかりに容赦無く撮らせてもらった。
キューバは今まで40か国以上旅したなかでも、一番のアイスクリーム天国である。
大体僕は、旅中1日に2つぐらいはアイスを食べるのだが
ここキューバは10円ほどで美味しいアイスが食べれる。
夜でも、比較的安全に歩けるキューバ。
写真と動画は、撮り方が変わる。
写真は一発決めればOKだが、動画は被写体に変化(良い瞬間)が出るまで
ブレないようグッと息を止めてずっと構えてないといけない。一脚等も使うわけでもないからギュッと脇を締める。
治安が悪いところでは、カメラをある程度露出させないといけないから、撮るのが難しい。
データが少しずつ増えてきて気付いたが、映像は自然と風景に寄ってしまうようである。
その点、キューバは人の表情も映像で撮れて楽しかった。
家族で路上ダンス大会。
混ざって一緒に踊ってみたら、みんな総立ちで踊って盛り上がった!
キューバの何が楽しかったといえば、やはり「人」である。
笑顔が、綺麗。こっちまで笑顔になるような温かい表情。
チェ・ゲバラの言葉を思い出す。
『未来のために今を耐えるのではなく、未来のために今を楽しく生きるのだ。』
なんとなく、それがキューバ人のラテンの血にも生きているような気がして。
今を楽しく生きる。それがいい、
キューバの匂いを映像で、是非ご覧あれ。
【10日間のキューバを2分のシネマ映像にしてみた。】
次回
『 Wi-Fi1度も使えなかったキューバさよなら。そしてベネズエラへ。』
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