ウユニに1ヵ月滞在したのは、実はなかなか世界一の絶景に遭遇できなかったからである。
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Contents
世界一の絶景を見るのは、そんなに簡単ではなかった。
最初は、雨季のウユニに行けば、ある程度その景色は簡単に見えると思っていた。しかし、1ヵ月滞在してみて気付いたのは
鏡張りの世界が見られる条件は、単に水が溜まっている、
だけではなく様々な条件が整ってやっと見られる奇跡の絶景だと知ったのである。
昨年行った人の話で、5,6回ツアーに参加してやっと見れたという話を聞いて、あぁ運が悪かったんだなあと思っていたが
鏡張りの絶景は、常に顔を出しているわけではなかったのだ。一発だけツアーに参加して絶景を見る幸運の旅行者もいれば
日本からウユニのためだけに来て、鏡張りを全く見れず、高所で体調を崩して帰っていった不運な旅行者も見た。
長期滞在した経験からウユニの鏡張りが見れる条件についてまとめてみる。
奇跡の鏡張り絶景が見られる条件
① 水量が適度に溜まっている。
言わずもがな、水が無ければ反射はしない。雨季の1月~3月が鏡張りシーズンなのはご存知の通り。
今シーズンで言えば、12月に行った人は、まだ雨量が少なく塩の大地が大半で、少し早かったようだ。
僕は、1月中旬から1ヵ月滞在したが、1月中旬はその日によって全く水の張り具合が異なり不安定だった。
一面塩の大地も見れたり、塩溜まりが邪魔ながらもなんとか鏡張りを見れたり
雨が降ると昨日塩の大地だった場所が鏡張りとなり、1日晴れると水が干上がり塩の大地となり、
毎日全く状況が変わる。
1月中旬最初のほうは、数日雨待ちだった。
毎シーズン雨量も違うし、時期も多少ずれるので参考までに。
1月中旬には、塩の大地に立っていたこのモニュメントは
(綺麗な鏡張りポイントに行くまでにトイレ等で寄ることが多い。)
2月以降ぐらいにはこの場所も常に水が張っていた。
ここは他に比べて若干、地が高いのでここが浸かっているということは全体的に水が張っている状態。
このモニュメント付近に薄く水が張っているぐらいの水量が、全体的に綺麗に鏡張りが見えた。
塩湖の入口からどこに行っても、鏡張り状態。普段は、360°すべて綺麗に鏡張っていることは少ない。
② 雨が降りすぎても絶景は見れない。
水が深すぎてしまうとうまく反射しない。3月に行った人は水深が深くなりすぎて鏡張りツアーも中止になった時もあると話を聞いた。
そして厄介なのは、雨が降ったあとに出現する「泡」である。
ツアーのドライバーの話だと、雨量が多いと塩湖のまわりにある山から「泡」が塩湖に流れてくるそうで。
やっと雨が降った!と思ってツアーに参加したら泡だらけで、ガッカリということも数回あった。
こればっかりは行ってみないとわからない。一応ドライバーは泡の少ないところを探してくれるが。
(下記写真の下側に映っているのが泡)
③ 一番厄介なのは風。
1ヵ月滞在して、一番悩まされたのは「風」である。上写真は風で反射していない。
すべてを台無しにする風。なにせウユニ塩湖は360°風をふさぐものが何もないから風がよく吹く。
上の強風写真と、下の無風写真を比べるとわかりやすい
こんなにも景色が変わってしまう。
天気も良い。雲の形も最高。水量も適度。それでも風が吹くと水面がなびいてしまって鏡張りにはならない。
水が深いと、風の影響も受けやすい。
例えば1日10時間ほどウユニ塩湖に滞在して、丸1日無風ということは珍しい。
だからタイムラプス撮影はわりと苦労した。綺麗な鏡張りだったのに急に風が吹いて台無しになったりする。
ただ、諦めかけてた瞬間にいつの間にか風がやんで絶景が一気に広がるときは感動である。
④ ウユニの大地が汚れていない。
(塩の大地が汚れている場所の写真。)
普段は真っ白の塩の大地だが、ずっと水に浸かってるとだんだん茶色く汚れてくるのである。
車もよく行き来するし、汚れが溜まってくるのである。
一応反射は見えるのだが、反射した青空がドス黒くなりがり。
ちなみに上記のときは、どこも泡が多くこの泡が少ない場所にしたが
水が薄すぎるのと、塩の大地が汚れているから、せっかく天気よくて風がなくても良い写真が撮れなかった例である。
あと余談だが、月1ぐらいで街全体でストライキが起きてツアーが中止になる。
これらの全ての条件が揃って、完璧な奇跡の絶景が見られるのである。
そして、朝陽・夕陽・青空・星空、すべてを完璧な状態で見るには時間が必要だった。
次記事では、一番見るのが難しかった鏡張り、宇宙景色が見れる頻度についてレポートを書いてみる。
こちらのウユニ記事もどうぞ。
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