2台目のパソコン壊れる。。日本を発って10カ月、アフリカでの心境

 

世界一周の旅を始めて10カ月。

残りおよそ2カ月。アフリカの地にて想うこととは。

そして、2台目のパソコンさよなら。

前記事:これがアフリカの海!? アフリカのオアシス、ザンジバル。旅人の天国ヌングイ。





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実は、タンザニアの悪都市ダルエスサラームに着いたとき、その景色に身震いした。

感情を簡単に言えば、「殺されるんじゃないか」と思う街の雰囲気だった。

バスで夕方着くつもりが、バスが途中で故障し、夜にその悪名高い街に着いてしまったのだ。

 

 

バスを降りると、いかにもやばそうな、目がギラギラした客引きたちに囲まれ、

しつこくタクシーに乗れと言ってくる。

勿論、それには乗らず自分で声を掛けるのが掟だが、どうにも捕まらない。

安心して声を掛けられそうな人が見当たらないのだ。何か、いつもと違うと肌で感じる嫌な街の雰囲気。

こんな目立つ大荷物で動いてるのは、良くない。

何人かに声を掛けても断られ、バスを降りてきた乗客に懇願して、タクシーを1台確保してもらった。

タクシーといってもバイクより少し大きめの華奢な乗り物である。

 

目星のついていたホステルに向かうまでに見た景色は、今でも忘れない。

獲物を探すような血走った目がいくつも見えるのである。

僕は、自分が日本人とばれないようにパーカーのフードを被り顔を屈めた。

ドライバーに「この街は、危険か?」と野暮な質問をすると

「夜は、危ないぞ。」と当然の答えが返ってきた。

きっとこの大きいバッグパックを担いで、今ここで降りて歩いたなら

ただでは済まないであろうという雰囲気。

体感では世界一周の旅で一番、やばいな、と思う雰囲気だった。

(ケニアのナイロビでもそうだったが、ダルエスサラームではカメラを持ち歩かず写真を一切撮っていない。)

 

 

 

十数時間のバス移動、恐怖のバイクタクシーを終えなんとか宿に着く。

ベッドの蚊帳の穴を埋めて、さて、シャワーに入ろうかと思い、服を脱いで共同のシャワールームへいくと

蚊が何十匹+ゴキブリがいて、諦める。

ベッドに倒れこんでも固い木に、埃まみれのシーツ。。

そっからのザンジバルだったから、本当に天国のようだった。

これがアフリカの海!? アフリカのオアシス、ザンジバル。旅人の天国ヌングイ。

 

そのあと、マラウイを目指すのだが、やはりアフリカの旅はうまくいかない。

とことん、うまくいかない。

 

 

 

ダルエスサラームからムベヤまで10時間と聞いていたのが、15時間。

ムベヤ(タンザニア)から、ンカタベイ(マラウイ)までも、10時間と聞いていたが、14時間

悪路に、おんぼろバス、蒸し暑い車内。

国境で、夕方からしかバスないとか、嘘つかれたり

とにかく、移動がうまくいかなくて疲れる。予期せぬ街に泊まったりしなければならない。

 

 

そして、やっとこさマラウイのンカタベイという街に着くと、これである。

 

 

 

バスの揺れにやられたかな。最初持ってきたpcはイランで盗まれ

日本から送ってもらった2台目のpcはマラウイで故障。

以後一切、ネット環境が無くなり、こうしてこの旅ブログは中断していたわけである。

 

最初は安全面等を考えると情報収集にも影響が出ると思いナーバスになったが

少し時間が経つと不思議と前向きになっていた。

確かにネットを使えば旅は容易くなるが、あえてこの時代にネットを使わないのはきっと面白いだろうと。

(結局、ここから、アフリカ・南米の最後までネット無しの旅だった。)

 

パソコンを使わなくなると、何をするかというと日記を書くか

暇そうな旅人や、宿の人に声を掛けて情報収集をするのである。

 

しかし、それでも一人のことが多く、思いつめるときもある。

もう終わりまでの旅の時間のほうが短いから、何か答えを出さないとと思ってしまう。

「なぜ旅をしているのだろうか。」

「この旅で何を得られたのだろうか。」

「旅の後は何をするんだろうか。」

答えを出す必要などないとわかっているのにはずなのに

そんなこをネガティブに考えてしまうこともしばし。

 

 

気付けば、結局ずっとアフリカは1人で旅をしていた。

移動の疲れ、旅の疲れも重なって感動が薄れてしまっている自分に気付くときもある。

まあ、長期旅は感動の起伏があるものである。

 

 

 

 

 

(以下、マラウイ、ンカタベイでの写真)

 

ふと冷静に考えてみると、アフリカの大地に、自分の足をつけている、ということがとても不思議に感じる。

もし、あのときアフリカに行く決断をしていなかったら、今の自分はいないのである。

 

ここまで来なければ、見れなかった景色がある

ここに訪れなければ、感じれなかった感情がある

旅をしていなければ、出遭わなかった人々がいる

 

心身疲れたりもするが、やはりアフリカに来て本当に良かった。

特にアフリカでは、「生きる」というシンプルなことに何か感動することがある。

仕事が無くとも、服がズタボロだとも、給料が1日1ドルだとしても、必死に生きるのだ。

アフリカ特有の「力強さ」がそう感じさせているのかもしれない。

当たり前だけど、もし自分がアフリカで生まれてたら、ここで生きるんだなぁと。

この景色を見た感情は、この地を訪れた者にしか味わえない感情なんだ思うと

やっぱり来てよかったと思うし、貴重な経験だと思える。

 

 

 

こうやって数々の異文化の中に突っ込んでみると、今までの価値観や先入観が次々と崩壊していく。

新しく何かを得る、というよりは、いらないものを削っていく。のほうが多い気がする。

特にアフリカという地に立ってみると、当然だが日本人というのは肌の色も含めすべてマイノリティー側となる。

まるで自分が急にタイムワープしたかのように「そっか、ここアフリカなんだ」と思うときもある。

ましてや今までの当たり前も通じない。

今までの当たり前など、通じるわけがなく。

でもここでは、そうやって暮らしている人間がたくさんいる。じゃあ今までの当たり前はなんだったのか。

際立って、自分という存在が自分の中で露呈する。自分とは、一体なんなんだ?と。

 

 

まあよくある旅して価値観が変わる心情なんだけども、アフリカはもっと強烈だ。インドも強烈だけど。

アフリカはシンプル。インドはカオス。

 

 

 

とにかく、そうやって異文化のなかでそういうこと考えられるのも、残り僅かで。

一瞬一瞬をもっと味わいたいと思う心境である。

 

 

この街に来るとき、ぎゅうぎゅうに詰め込まれたバスのBGMで優しい声のレゲェが聞こえてきて

「Never give it up」と何度も繰り返し歌っていたのがやけに心に響いた。

「何を」かわからないが、たしかに、諦めてはだめだ、まだまだやれる、そんな気がした。

 

 

主食のフライドポテト。油使いまわし。

 

 

 

マラウイと言えば、マラウイ湖(アフリカで3番目に大きい)

まるで海のような景色。写真の坂道の奥に見えるのはマラウイ湖。

 

マラウイ湖には離島がいくつかあり、そこに訪れることにした。

アフリカの、マラウイ田舎街の離島。楽しみである。

 

 

 

次回

『 子供たちの笑顔が最高なチズムル島 ~ マラウイ湖の離島 ~

 

 

 

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世界70ヵ国以上を旅しながら絶景を撮影するビデオグラファー (ウユニ1ヵ月撮影 / 南極 / 映像出版 / 世界一周 / 自転車日本一周 / ドローン / タイムラプス / 4K ) 日本では主にウェディング映像を撮影するカメラマン

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